いよいよ出発の朝を迎えたが、前日に大阪の研修に行っていたこともあり既に疲れ気味である。
これからスコットランドの首都エジンバラへ、約18時間もかけて行かなければならないかと思うと気が重くなる。
成田まではリムジンバスを使って、約2時間で到着。 成田で他の3人のメンバーと落ち合い、JAL401便ロンドンヒースロー空港行きに搭乗する。
JALのためか筑波のとある高校の修学旅行とバッティングしてしまい、五月蝿そうで先が思いやられる。
飛行機の席はもちろん超狭いエコノミークラス。
広々としたファーストクラスやエグゼクティブクラスのシートを横目に後ろの方のエコノミー席へ。
やはり恐ろしく狭い。 その上すぐ後ろから修学旅行生ですごく五月蝿い。
こんな状況でこれから12時間過ごすのか・・・・・。 鬱だ。
結局ヒースロー空港までの12時間、ほとんど眠れず、映画やらTVゲームやらをやって過ごした。
途中窓の外を見ると広大なユーラシア大陸のツンドラ地帯が眼下に広がっていた。 こんな厳しい環境にも人々が住んでいるかと思うと驚きである。 しばし外の景色に見入ってしまった。
ヒースローに無事到着し、ターミナルに出る。 時間は夕方の5時頃だが、外は真っ暗だった。
ヒースローのターミナル |
目的地のスコットランドのエジンバラまではここからブリティッシュエアーの国内線に乗り換えて1時間半程度で着く。
乗り換えまで時間が2時間ほどあったのでターミナル内のバーガーキングで食事をする。
バーガーキングは日本にも一時進出していたが、日本では未発売だった、
ダブルホッパーXLサイズのセットを注文する。 バーガーも、チップス(イギリスではフライドポテトをチップスと言う。 ちなみにアメリカではフレンチフライと言う)も、ドリンクも巨大である。
すっかり満腹になり、国内線のターミナルに移動する。
飛行機に乗り込み、離陸をして少し経つと、なんと
食事が出てきた・・・・・。
外の景色は、昼間で晴れていれば箱庭のようなイギリスの田舎風景が窓の外に見えると思うが、夜なので何にも見えないのが少し残念。
エジンバラ空港に到着したのが夜の9時頃。 荷物を受け取ってタクシーでエジンバラ市内のホテルへ向かう。
助手席に座った松千代は、タクシーの運ちゃんにエジンバラについての情報を色々と聞いてみた。
運ちゃんによると、ここ数日は天気が非常に良く、また今後も良いそうだ。
出発前には理解できるかちょっと不安だった、スコットランド訛りだが、想像していたより随分と聞きやすかった。
空港から30分程でホテルに到着。 昼間であればキャッスルロックという巨大な岩山の上にそびえ立つ、有名な
エジンバラ城が見えるのだが、今は真っ暗。
とりあえずホテルにチェックインし、部屋で軽く翌日の予定にミーティングをして、疲れていたのでとっとと寝てしまった。
メンバーのうち、若い2人はその後パブに繰り出したらしいが、それは大きな間違いだった。(詳しくは2日目参照)
到着直後ホテルの前で |
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