フランス・パリ編
5/20〜5/22

コンコルド広場
19日(月)の朝に日本を出発、約12時間かかってパリのシャルル・ドゴール国際空港へ到着しました。 そういえば今回の飛行機にはデューク更家とかいう派手なオッサンも乗ってました。彼はもちろんファーストクラスのようでした。 
今回は社長も同行するということで松千代達もプレミアムエコノミークラスという、ビジネスクラスのようにゆったりした席でした。 5年前の時は糞狭いエコノミークラス+後から全部修学旅行の団体という最悪の状態だったのですが、 今回は快適と喜んでいました。 しかし、そこはついてない松千代のことですからタダで済む訳はありませんでした。 なんと自分の隣の席に1歳半の赤ちゃんを連れた女性が座ったのです。 その赤ちゃん(フランス人とのハーフの女の子)がどうやら松千代の腕の傷や腕時計に興味があったらしく、飛行中とにかく松千代の腕を引っ張ったり、つねったりとやりたい放題。 飽きると泣くし、バナナは投げるし、ジュースはこぼすしで大変でした。 特にオレンジジュースのストローを振り回し、自分にオレンジジュースの飛沫がかかるのには参りました。 お母さんは一生懸命注意するのですがそこは赤ちゃんですから仕方がありません。 松千代も諦め状態でやりたい放題させてました。 おかげさまでオレンジジュースでベトベト、そして一睡も出来ませんでした。 これなら5年前の方が数倍マシでした。
地獄のフライトが終わり、無事パリに到着。 
空港からはRERという郊外電車でパリ市内へ。
この電車、前回にも乗りましたがかなり汚い上あまり安全ではありません。
男性で2人以上ならまず大丈夫ですが、女性一人とか二人なら乗らない方が良いと思います。 特に夜はお勧めできません。 空港からはタクシーまたは、エールフランスのバスがパリ市内まで出てますのでもし夜に利用するならこちらがいいと思います。
地価の高いパリ市内へ住めない移民等の貧民層がパリ市内へ行く為に良く利用するらしく、電車は落書きだらけで汚く、乗っている客も黒人、アラブ系の目つきの悪そうな人達ばかりでした。 彼らの多くは切符も買わず、どうどうと駅の改札ゲートを飛び越えて行きますが、駅員もそれを咎めることはしないようです。 自分は前回も利用しているので平気でしたが、初めて乗った他のメンバーは少々怖かったようです。
無事北駅に付き、パリの街に出ます。 時間は夜の7時過ぎですがこの時期は日が長く、10時頃まで明るいので外は昼間のようでした。
当初北駅から地下鉄に乗り換えてホテルまで行く予定でしたが、社長を含む重役がRERで懲りてタクシーにしようと言い出しました。
メンバーは6人なのでタクシー2台に分乗しとりあえずホテルへ。 前回は最初に英語が話せるかって確認して何台か断られた経験があるので今回は問答無用で乗り込んでから簡単なフランス語で行き先を伝えるようにしました。
パリのタクシーは料金形態が少々ややこしいです。 まず、基本的に3人しか乗れません。4人乗れるかどうかは運転手との交渉次第です。 そしてもちろんOKでも4人目はエキストラチャージとなります。 またトランクに入れるような大きな荷物も1個あたり0.9ユーロ位のチャージがかかります。 それからチップもかかるのでメーターの金額は基本料金だと思った方が良いでしょう。
もちろんそれらの交渉もど下手なフランス語ですべて松千代が一人で2台分やらねばなりません。
パリのタクシードライバーは95%以上が移民で、しかも会社にお金を払い車を借りて営業をしているとのことです。 ですのでガソリン代も運転手持ちらしく昨今の原油の高騰で苦しいと愚痴を言ってました。
オペラ座の近くにある高級ホテルにチェックインしたのが7時半でした。 
今回のホテルは前回の安宿とは大違いでかなりの高級ホテルでした。ホテルは英語が使えるので全く問題はありませんが、全員分のチェックインと社長を含め全員が色々な事を聞いてくるので通訳をしなければならず結構疲れました。 っていうかすべてにおいてですが自分が相手と話している時に片言の英語で横から話しに入ってくるのは止めて欲しかった。 例えば部長が自分にコーヒー注文してって言うので自分がウェイターを呼んでコーヒー2つ注文する時に、「コーヒー2つお願いします。」って自分が言っているそばから「コーヒー、コーヒー下さい」って言われると相手は「コーヒー3つですか?」ってなるんですよね。 チェックインを済ませて豪華な部屋で一休みして早速夕食にパリの街へ繰り出しました。 言った店はアランドロンの映画の撮影でも使われたという老舗のレストランで、パリっ子の大衆食堂のような感じの店でした。 中は大賑わいでしたがなんとか席を確保しウェイターに案内してもらい座るが、それから一向にウェイターが注文を取りに来ない。隣の席に来たウェイターを呼んでも自分は違うという意味のことを言っていた。 どうやら案内したウェイターが自分達の担当となるらしく、それ以外のウェイターは自分のテーブルの客以外にはサービスはしないのが普通のようだ。 かなり待ってやっとこの席担当のウェイターが来た。彼は少し英語が話せるようなので助かった。 メニューは全てフランス語で全く解読不能なのでとりあえずその日のお勧めコース料理とエスカルゴ12個を頼みました。 コースの内容は一人1本の瓶入り赤ワイン、前菜としてサラダとコンビーフのような巨大なミートパテ、皿まで切る勢いで切らないと切れない筋金入りのステーキとポテト、食い放題のフランスパン、そしてデザートは鬼のように甘い生クリームとマロンのプディングでした。 そしてカタツムリを12個。 みんな腹が減っていたのでステーキとポテトまでは平らげましたが、デザートが糞甘くてみんなギブアップ。 生クリーム好きの松千代は全部食べました。 ちなみにフランス料理で有名なエスカルゴですが、後日取引先のフランス人に聞いたらフランス人は年に2〜3回位しか食べないそうで、パリで消費されるカタツムリの90%以上は観光客が消費するそうです。 味はというとサザエのつぼ焼きにバジリコとオリーブオイルで味付けしたような感じでした。
しかし驚くのは食事の時間です。 料理が一つ出てくるのに30分以上かかります。 これはこのレストランに限らず他でもやはり同じだったのでフランスでは夕食に時間をかけるのは普通のようです。 
8時過ぎにレストランに入って出たのが11時。 なんと3時間のディナーでした。 この日はこの後に歩いてホテルまで戻り就寝。 旅疲れと時差ボケでぶっ倒れるように寝ました。

行きの飛行機です。ボーイング777。 静かで乗り心地が良くとてもランニングコストの低い機体らしいです。
空港のRER乗り場
パリ市内のノル(北)駅前。
ホテルの部屋からの眺め。これで夜7時半です。
夕食に行ったレストラン。赤ワインと前菜のミートパテ。
ホテルの前にて。
ぐっすり寝て翌日は朝7時に起床。 レストランで朝食を食べるが、これが最高に美味かった。 特にチーズとクロワッサン、それとデザートが絶品で、朝から大量に食べてしまった。 やはり安ホテルとは違うなぁ。
この日は取引先の連中と1日行動を共にするので着慣れないスーツ姿。 朝9時に先方の副社長と営業部長が2台の車で迎えに来てくれました。
今日はパリ市内にある公共スポーツ施設を2箇所訪問し、その後先方とのミーティング、夜は先方の招待でディナーと大忙しの一日です。
最初の施設はパリ郊外の富裕層の多い地域にあるスポーツ施設。 なんとこの市の前の市長が現フランス大統領のサルコジさんだそうです。 
パリ市内を車で走るとまず感じたのがとにかくみんな運転が荒い。 どんどん割り込んでくるし、また割り込んでいかないとどこにも行けない。 そしてとにかくバイクが多い。 特にスクーターが物凄く多い。 日本のビッグスクーターブームどころの話でなく、とにかくすごく大きいスクーターが多い。 聞くとパリの交通事情の悪さ(慢性の渋滞)と昨今の原油の高騰でスクーター通勤の人が激増したらしい。 もちろん事故も多くそれがかなり問題になっているとのことでした。 スクーターはほとんどがピアジオ製。あとはプジョーも多い。 日本車はモーターサイクルは多いが、スクーターはあまり無かった。 残念ながらアプリリア製のスクーターはたまに見る程度でした。 施設に行くまでに名所であるオペラ座、凱旋門、その他の観光名所を車で廻ってくれました。 午前中一杯施設見学をして昼食タイム。 サルコジ大統領も良く来るという有名な店に行って昼食を食べた。
このレストラン、セーヌ川に浮かぶ島にあるレストランで、周りは超高級住宅街でサルコジさんも大統領になる前まで住んでいたそうです。
ここでも昼食にも関わらず食前酒のシャンパンに始まり、白、赤ワインが食事と共に出てきました。 フランス人にとってワインはどうやら水と同じようなものらしいです。 水もスティルとスパークリングが選べます。 スパークリング、何故か日本で飲むよりとても美味く感じ、今回の旅行中はいつもスパークリングを飲んでました。 食事時間は2時間半。 さすがフランス、とてもゆっくりしてました。 
食事後は今度はパリの反対側にある貧民層が住んでいる地域にあるスポーツ施設の見学です。 パリっ子の先方の社員に聞くとパリの風は常に西から東に吹いており、工場とかの排煙が来ないように風上が地価が高く富裕層が住み、風下は地価が安いので貧民層が住むようになっているらしいです。
次の施設のプールで驚いたのがロッカールームが全部シースルーになっていることです。 聞くとロッカーは男性女性で分かれていないそうで、着替える場合ロッカーに10箇所程ある更衣ブースを使うそうです。 ロッカーをシースルーにすることで盗難犯罪が防げるとのことでした。 
またヨーロッパのほとんど(少なくともイギリスとフランス)はトイレの小便器がとても高く、170cm以下の人だと背伸びしないと出来ない位の高さです。 こうすると廻りに撒き散らすことがないので良いそうで、子供は割り切って大便器の方でするとのことです。
施設見学が終わった後、その施設の会議室を借りて先方の会長、社長も加わってのミーティングです。 ここからが松千代の出番で、とにかく通訳に徹します。 会議は4時間に及び朝から通訳しっぱなしの松千代はかなりグロッキー状態となりました。 思ったより会議が長引いたのでホテルに寄らずそのまま会食へ。 今度はパリでもかなり高級なレストランで、キャビアやフォアグラ、その他もろもろのいままで食べた事の無いような物が次々と出てきました。 チーズもわざわざチーズ係りの人がチーズワゴンを引いてきて多種多様なチーズから切り分けてくれます。 ノルマンディー地方産のカマンベールチーズ等高級なものばかりでした。 そこで隣のフランス人が正しいチーズの食べ方をレクチャーしてくれました。 まずチーズには食べる順番があるそうで、切り分けられたチーズを時計回りに食べていきます。 そして左手に持ったフランスパンの上に切ったチーズを乗せ、右手にワインを持ってチーズごとパンをかじってワインで流し込みます。これが正しい食べ方だって教えてくれました。 フランス人には美味しいパンとチーズ、そして最高のワインと美しい女性があれば何もいらないって笑って言ってました。 この会食、またまた4時間も続き、終わったのが夜中の0時。朝から通訳しっ放しの松千代はホント死にそうでした。
凱旋門。
マリーアントワネットとルイ16世がギロチンにかけられた場所。コンコルド広場。
どこかのなんとか教会(名前忘れた)。
ノートルダム寺院。
最初に行った施設。
このように便器がとても高い。
サルコジ大統領も良く来るというレストラン。
レストランの裏を流れているセーヌ川。
メインディッシュの肉料理。とても美味かった。
日本製のヤマハのスクーター。こんなの日本にないので輸出専用モデルか?
これもヤマハのスクーター。X-MAXって書いてあった。
ピアジオX9が3台。ピアジオ人気あります。
2つ目の施設
プール奥のガラスの向こうがロッカールーム。
丸見えです。
夕食のデザート。おっ立っているのはチョコレート。
チーズワゴンとチーズ係りの人。
美味いチーズもあるが、多くは日本人の口には合わないかも。
レストランからの帰りにエッフェル塔。
夜のアンヴァリットにあるナポレオンの霊廟。
このドームの下にナポレオンの棺が納められていて、一般公開している。
夜のコンコルド広場。
前日の仕事で疲れきって泥の眠りから目覚めたのが7時半。 この日は午前中は先方と最後の施設へ見学に行き、午後は分かれてパリ市内見学をして夕方にユーロスターでイギリス・ロンドンへ。
前日と同じに朝9時に迎えが来て3番目の施設へ。 この施設はアイススケートリンクも備えている施設で朝から子供達が大勢滑っていた。 聞くと学校の授業で来ているとのこと。 ここでメンバーの一人が一足先にロンドンへ行く為タクシーを呼ぶということになり、先方のフランス人が「一人ならモトタクシーにする?安いし確実に着くよ。」と言ってきたのでものは試しでモトタクシーを呼んでもらう。 つまりバイクのタクシーなのだがパリでは4年前から出てきたサービスとのことで、結構流行っているらしい。 で、来たのがホンダゴールドウィング。 小型のスーツケース等は大きなリアケースに結びつける。 乗客にはヘルメットはもちろん、ヘルメットの下に付ける衛生用のキャップ、そしてプロテクター付きのジャケット、膝にかけるナイロン製のカバーを付けてくれる。
とても面白いサービスだと思うが、雨の多い地域では難しいし、なによりも「バイク=危険」という黄金の方程式が存在する日本ではまず運輸省の許可が出ないだろうなぁ。 乗っていった彼はなかなかエキサイティングな経験をしたそうですww
見学の後は先方と別れ、ルーブル美術館へ。 これは社長や重役の趣味で、松千代にとってはあまり楽しいものではなかった。 
まあ、絵画や彫刻なんてものは松千代には猫に小判のようなモノですねww
ルーブルの後は歩いて途中の公園にある屋外カフェで昼食を食べ、コンコルド広場を通り、マドレーヌ広場で買い物をしてホテルへ戻りました。 結構歩いて普段バイク通勤であまり歩かない足がちょっとマメが出来てちょっと痛み出した。 これが後日大変なことになるとはこの時には全く判らなかった。
ホテルで預けた荷物を受け取りユーロスターの出るノル(北)駅までタクシーで行く。 ユーロスターに乗るには出国審査やら入国審査等があり時間がかかるので早めに行動する。 前回はロンドンからパリへ乗ったのだが、今回はパリからロンドンへ。 以前にも書いたがユーロスターのシートは日本のように回転式では無く、車両の真ん中からあっち向きとこっち向きに分かれている。前回は無常にも逆方向のシートだったので、今回はと期待していたがやっぱり逆でしたw
モトタクシーです。
モトタクシー初体験。
ルーブル美術館にて。 シーザーの像かな?       
ミロのヴィーナス。
滅多に見れないミロのヴィーナスの後ろ。
エジプト物
サモトラケのニケ
名も知れぬ絵(っていうか自分が知らないだけ)
ルーブルの中
松千代でもさすがに知ってるモナリザ
ナポレオンの戴冠式
どっかの広場にあったオベリスク
北駅にて。 TGVです。
北駅のホーム。
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