荷馬車の部屋
城主松千代の荷馬車、レジアスエース スーパーGLトランポスペシャルのページです。 
バイクのトランポとして、またキャンプ道具、スキースノーボードを積載したり、車中泊にも活躍してます。

キャンプバージョン

車中泊バージョン

トランポバージョン
購入まで
松千代一家は5人家族である。 5人だと普通の乗用車では何かと手狭で、やはり1BOXの車が欲しくなります。 で、以前はホンダのステップワゴンに乗っていたのだが、子供達が大きくなるにつれスキーやスノーボード等の用具も大きくなり載せるのが難しくなってきた。 
また、キャンプ用具やスキースノーボード用具を満載すると後ろの乗車スペースがかなり狭くなってしまい、子供達が小さい時は良かったが、さすがに一番上が中学生(しかも背が高い)ともなると結構、というかかなりキツイ。 そしてこれが一番の動機なのだが、ステップワゴンだと我が愛馬Tuonoを載せるにはセカンドシートを取り外し、またテールゲートの間口の高さが足りない為、Tuonoのフロントカウルを外さなければ載せられないのである。
これではなかなかトランポとして使用しずらいということもあり、ステップワゴンの3回目の車検を前に思い切って買い替えを決意しました。

在りし日のステップワゴン
で、新しい車を選ぶにあたり以下の条件を最低条件として探しました。
@ガソリン車
Aステップワゴンと同等の車格
Bシートを外さずにTuonoが載せられる

さて、以上の条件(特にAとB)を加味すると必然的に普通貨物車となりました。
内装剥き出しで、質感の低いいかにも貨物車では奥方様および一族郎党の理解が得られない為、内装も乗用車並の車はないものかと探してみると、ありました。
普通貨物車で内装も満足の行く質感を持っている車というとトヨタのハイエーススーパーGLか、そのライバル車である日産のキャラバンの2車種です。 で、色々とネットで調べて決め手は個人的にデザインがハイエースの方が好みということでハイエースにしました。
で、ネットで色々と調べるとハイエースにはレジアスエースという兄弟車が存在し、東京トヨペット系で売られているのがハイエース、ネッツトヨタ系で売られているのがレジアスエースとのことでした。
ハイエースは車幅はほぼステップワゴンと一緒で、長さが数センチ長いのと高さが高い箱型の車体の為、ステップワゴンと比較しても圧倒的な積載能力を誇る。
なんとセカンドシートを外さずに大型バイク2台が積め、大人5人が乗れるのである。 
そこでとりあえず近所の東京トヨペットで見積りを取ると、新車車両本体価格(税抜き)で248万7千円で、ハイエースS-GLは人気車でありあまり値引きは出来ないとのことで、込み込みで280万以上になってしまった。 
で、ディーラーだけでなくハイエース専門店も視野に入れて探してみると、ありましたよ。 
なんと床張り加工パッケージの新車で、車両本体価格219万8千円!
自分はバイクを積むのが前提なんでどの道フロアーは硬質フローリング加工をしようと思っていたのでこのパッケージは正に求めていたものである。
詳細を知りたい方は、ここ千葉にあるカーライフオートバンセンターへ。

早速千葉のカーライフオートへ実車を見に行ったところ、店の対応も非常に良くほぼ即決で購入を決めました。
 しかも入庫したばかりのレジアスエースなら2週間で納車できるとのことで、ハイエースだろうがレジアスエースだろうがモノは一緒なんでレジアスエースにしました。

松千代が注文したカスタムは、

・フローリングはバイクを載せるので汚れが目立たない色の硬質フローリング材
・広大な荷台には折りたたみ式のベッドを付ける。
 
・100VのAC電源を2箇所取り付ける。
・ナビをステップワゴンから移植。
・ETCの移植。
・ナビ対応のリアカメラの装着。
・リアゲートミラー取り外しと穴埋め加工。
・MP3,i-pod対応CDプレイヤー
・両サイドピラーフックポイント追加

とこんな感じです。

で、総額270万位でした。
インプレッション
良い所
・貨物車とは思えない内装が良い。以前乗っていたステップワゴンより良いと思う。
・運転台が高いので見晴らしが良い。
・セカンドシートを畳まず大型バイクが積める。 畳むともっと積める。
・荷室にタイダウン用のフックポイントが4箇所ある。
・燃費が思ったより良い。大体9〜10km/L
・とにかく荷室が広いし荷物が載せ易い。 まあ、貨物ですから・・・・
・折りたたみベッドで、家族5人が快適に車中泊できる。
・オプティトロンメーターが見易くカッコいい。
・非常にタフなエンジンとシャーシ。 20万キロ以上も余裕で走るらしい。

悪い所
・乗り心地が悪い。やはり貨物車か・・・・・・。
・運転台が高いので乗るのが大変。
・音がうるさい。 キャブオーバーだから仕方ないか・・・・。
・スピーカーの音が悪い。まあ、商用車なんで・・・・・
・スピードが出ない。 120km/h超えると滅茶苦茶うるさいのでそれ以上出せない、というか出す気になれない。
・最初2年で後1年車検。 まあ、貨物ですから。
4ナンバーで1年車検というデメリットはありますが、それを補って余りある位とても良い荷馬車です。 
家族5人が快適に車中泊できるので、今はどこへ行くのも前日の夜に出発し、最大限ETC割引を利用し、渋滞知らずで目的地の近くまで行って車で寝るのが定番となっています。 これがまた楽しい。
子供達は大喜びです。
ベッドの下は荷室となるので、スキー板やスノーボード、キャンプ用具を満載したまま5人が寝れるのが特筆モノです。 また、自分がサーキットに行く時も、セカンドシートを畳まずにバイクが積めるので前日の夜にサーキットの近くまで行って、身長174cm体重91kgの松千代には少々窮屈ですがバイクを積んだままセカンドシートで車中泊することも出来ます。 
とにかく趣味やアウトドアに生きる人には最適な車なのではないでしょうか。

今年の夏は、この車で車中泊とキャンプをしながら北海道を家族で巡りたいなんて考えてます。