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平成19年1月4日(走り初め) |
今回の上級ステッカーはピンクでした。 |
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皆様明けましておめでとうございます。 松千代は年始から早速走り初めに茂原のモトブレイクに参加してきました。 本当はこの時期は滅茶苦茶寒いので冬眠のはずなんですが、どうしても走りたくっていってきました。
モトブレイクもこれで5回目、上級は前回に続き2回目の参加です。
さて、修羅の巣くう上級2回目はどうだったのでしょうか・・・・・・・。
朝4時半に起床(いつもは寝起きが悪いのだがバイクの時はスパッと起きる)し、5時に出発。 前日にTuonoを積み込んでいたのですぐに出発できた。
今回は誰も乗せていかないのでストレートで茂原サーキットへ向かう。
案の定外は滅茶苦茶寒い。 こんな時にトランポのありがたみを実感するのである。 あまりにも順調に進み、なんと7時のゲートオープン前にサーキットに着いてしまった。 が、しかし上には上がいる。 ゲート前には既にバイクを積んだトランポが5台位停まっていた。 中には3時からいるという兵も。
サーキットに到着したは良いが、外が超寒くってなかなか準備にかかれない。 空は雲ひとつない晴天である。 日が照れば気温が上がるだろうと期待する。 少しすると梨塾関係の知り合いのOld氏とその友人達が到着。
今回はさすがに1月4日ということもあり、参加者が少ない。 全体で45台位といつもの半分、クラス別にはモタードが2台と少ないので初級と混走になり15台位、中級が一番多く20台位、そして松千代が走る上級は14台位だった。
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朝一はこんな感じ パドック |
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時間が迫ってきたので意を決して準備に入る。 バイクを降ろし、テーピングをしてタイヤの空気圧のチェックをする。
前1.8kg/cu、後ろ1.0/cu・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.0??????????!
えっ、なんで??
もう一度チェックするもやはり1.0/cu
手で押さえると見事に凹むし・・・・・・。
もしかしてパンク???
急いでタイヤをチェックするとなんと金属片が刺さってる・・・・・・・・・・・。
その上に唾を付けるとなんか「ブクブク」って・・・・・。
ペンチで引っ張るとなんか「シュ〜」とか言ってるし。
モトブレイクに参加する日にパンクしたのこれで2回目です。 1回目は自走だったので判りますが、トランポで運んできたのになんで???
幸いOldさんの友人の愚者(ぐしゃと読む)さんがパンク修理キットを持っていたので自力で修理完了。
備えあれば憂いなし。 帰ったら早速修理キットを買うと心に誓った松千代でした。しかしこのタイヤ、パンク修理2回目・・・・。 そろそろサーキットに使うのヤバイかも。 今年は新しいタイヤ買わなきゃ。 |
修理後。素人なんで汚いのはカンベンして下さい。 |
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パンクにもめげず無事最初の走行です。
モタードが初級に組み込まれた為、いつも15分6本という走行時間が20分6本となりました。 20分はさすがに長いので疲れそうです。
さすがに寒いので初級、中級ともペースが上がらないようです。
しかし、上級は違います。 走りはじめからどんどんペースが上がっていきます。 台数が少ないこともあり、前に離されると単独走行が長く続くので走り易いのですが、自分のペースで走るのでタイム的には難しいかも。
先日フロントフォークの突き出し量を1線分だけ増やしたので、最初はハンドリングの変化に戸惑いましたが、慣れてくると俄然走り易いです。 前よりもスッとクイックにインに曲がっていく感じで、前輪に加重がしているのが良く判りコーナーリング中の安心感が増しました。 また以前よりオーバーステア気味になったせいかよりコーナーに突っ込めるようになりました。 そんなこんなで楽しく無理せず走ってタイムはいきなりの55秒712でした。 これは行けそうです。念願の54秒台が見えてきました。 しかし、20分集中して走るのはキツイ。 最初頑張って、中だるみして、最後にまたスパートするみたいな感じで走りました。 台数が少ないので抜きもせず、あまり抜かれませんでした。 |
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1本目に気を良くして挑んだ2本目。2本目は終盤に赤旗中断があり、10週しか走れませんでしたが、なんと54秒887が出てました。
前回あれほど頑張っても切れなかった55秒の壁があっさりと崩れ去りました。 そして茂原では今まで全く摺れなかった右膝をヘリポートの右で摺れるようになりました。 トミンの練習の効果ですね。
あとは4コーナーの縁石を使うことと、メインストレートをもっとスピード出すというのを意識して行かないと。 |
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気温もだいぶ上がってきてとても走り易い絶好のコンディションになりました。 走行後は軽く汗ばむ程でした。この時期にこの天気、やはり僕は強力な晴れ男ですね。
3本目から自分より1秒〜2秒速いGSX-R750K6に付いていくことにしました。スタートで真後ろに並び、最初からついて行こうとするが徐々に離されます。 結局ついて行けずに単独走行となりました。
3本目はストレートのスピードとインフィールドの縁石を意識して走りました。 縁石を使うラインは慣れてくるととても走り易くライディングのリズムも出てきて良い感じです。 その上今回はなんと1台も抜かれませんでした。 最終出口で横に並びかけた人がありましたが、立ち上がりの強力なTuonoは直線で抜かせませんでした。結構攻めた感じで気持ちよく走った3本目は、後半に54秒台前半を連発し、そしてなんと53秒808も出ていました。
やった、夢にまで見た53秒台に突入です。
しかも誰かに引っ張ってもらった訳ではなく、今日は台数が少ないのでほとんど単独走行でした。 自分のペースで54秒前半がコンスタントに出せて1回でしたが53秒台に入れたことは自信につながります。 午後はまぐれではない証拠にもう一度53秒台を出すこと、出来れば53の前半に入れることを目標にしました。
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食後の4本目は全員マッタリモードのようです。
松千代もマッタリ状態で、眠気も襲ってきてあまりペースが上がらず終了。
タイムはそれでも54秒台の前半を連発してました。 どうやら54秒台前半は無理せず出せるようになったようです。 しかし、20分は本当に疲れます。 もう既にこの時点で6本目はパスすることに決め、次の5本目にベスト更新を賭けます。
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そして松千代的には最後の5本目です。 周りを見ると走行車両が極端に少ない。7〜8台位でしょうか。 どうやら4本目で帰る人が多かったようです。 そういえば午後になって雲が出てきて、また冷たい風も吹き始めかなり寒くなってきたのでみんな早々と撤収することにしたようです。 5本目も最初は自分より速いGSX−R750K6に付いていく作戦で行きました。今度は離されないように頑張りましたが、5週目位から徐々に離され、10週目位には一時100m位離されました。 しかし、その後は付かず離れず、みたいな感じで最後まで走りました。
タイムを確認すると、後半は54秒前半を連発し、1回だけ53秒775のベストが出てました。
やった。どうやら53秒台はまぐれではないようです。
そう言えば前回ペースを上げて最終コーナーを曲がるとフロントに微振動(チャタリングってやつ?)が出てて走りにくかったのが、今回はすっかり無くなってました。フォークの突き出し量を変更したのが良かったのか、アクスルシャフトのフォークの入りが渋かったのを修正したのが良かったのか、ベアリングにグリス塗ったのが良かったのか、キャリパーの整列を出したのが良かったのか・・・・とにかく無くなったから良いか。
今回なによりも嬉しかったのが、右ヘアピンでようやっと右膝を摺る走りが出来たことと、54秒台が20ラップ走れたことです。
確実に実力の向上として実感できる結果に満足です。
あとは53秒台をコンスタントに出すこと。 そしてベストは52秒台にいれることが出来れば堂々と上級の猛者の仲間入りが出来ます。
それは次回以降にこうご期待!
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1回目:1分00秒160(初級)
2回目:58秒286(中級の下)
3回目:56秒071(中級の上)
4回目:55秒143(上級)
5回目:53秒775(上級) |
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・メインストレート:もっと速度を上げる。120km以上。
・1コーナー:しっかりブレーキングして倒しこみを鋭く。右膝を擦る位に。
・2コーナー:立ち上がりでもっと開ける。
・4〜5コーナー:4コーナーの内側の縁石を使う。
・右ヘアピン:しっかりブレーキングして倒しこみを鋭く。
・S字:右ヘアの立ち上がりからの繋がりがとにかく遅すぎ。ダメダメ。
・左ヘアピン:ラインが判ってない。 次回速い人のラインを参考にしよう。
・最終の進入から最終コーナー:もっと看板に向かって直線的に加速し、ガツンとブレーキをかけ、鋭く倒しこむ。立ち上がりはもっと開ける。
・全体:もっと加速、ブレーキングをはっきりさせてメリハリとリズムのある走りをする。 |
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