Tuono in Fuji Speedway
平成17年11月 4日(金)
今日は、ブリジストンの無料走行会で、4月に新装となった富士スピードウェイに来ました。 この走行会は、年に7回程度開催されていて、ブリジストンのラジアルタイヤを装着している2気筒以上、600cc以上のバイクであれば参加できる走行会で、参加費はなんと無料(別途入場料1000円、保険400円かかります)です。 ただ、参加するにはブリジストンを扱っているショップ単位、又はレーシングチーム単位で申込む必要があり、そのようなショップでタイヤを買うか、チームに所属することが必要なようです。 松千代の場合はサーキット仲間であるMsftさん(通称:かんとく)の紹介という形で今回参加出来ました。 松千代初の国際規格のサーキットで、しかもビッグバイクの最高速度が出せるという1.5kmのメインストレートが走れるとあってとても楽しみです。

当日の朝は一緒に行く人達と富士スピードウェイ近くのコンビニに6時に集合ということもあり、3時半に家を出ました。 外は真っ暗で結構寒く、ツナギの上にジャケットを着ていても山の方に行くとかなり寒そうです。 

出発の朝
今回もお金節約のため、下道オンリーで行きます。 環七から246に入って富士を目指します。早朝ということもあり、道はとても空いていて予想より早く到着しそうです。 ちょうど川崎あたりを過ぎようとした時、陸橋を上ったら、陸橋の上で車が数台ハザードを点けて停止していました。 なんだこんなところで、危ないな〜なんて思いながら車の前を見ると、大きなトラックが横転して陸橋を塞いでいました。 あたりにはゴムの焼けたような焦げ臭い匂いが漂っていて、事故したてのようでした。 ふと横を見るとバイクが1台通れそうな隙間があり、そこをすり抜けて前に出ました。 すると運転席の前でドライバーらしき人とスクーターの人が携帯で電話をかけていた(たぶん警察を呼んだのだろう)ので先を急ぐ松千代は現場を後にした。 本当は止まって手伝いをしなければと思ったが、ドライバーが大丈夫そうなのと、ここで止まると走行会に間に合わなくなるので、先に行かせてもらいました。 途中厚木で道を間違えながらも、無事時間通りに集合場所へ到着。 やはり恐ろしく寒く、もう時期的にサーキット遊びは終わりだな〜なんて思いました。 
一休みしていると本日一緒に参加する、かんとくと彼の知り合いの人と落ち合い、サーキットへ向かう。 物凄く立派な東ゲートをくぐり、パドックへ。 パドックは物凄く広く、まるで巨大なショッピングセンターの駐車場を思わせる。 すでにかなりの台数のトランポが来ていてバイクを降ろし準備に入っている。 ブリジストンの無料走行会なんていうから、自分みたいな初心者の自走野郎ばかりかななんて思っていたらとんでもない。 なんかみんなトランポで載せてきて、気合の入った感じで、自走組は数える程、っていうかほとんどいないような・・・・・・・・。 しかもみんな判で押したかのようにプロダクションレーシングタイヤのBT-002を装着しているし・・・・・中にはスリックタイヤの人もいるし・・・・・・自分のようにBTー014履いている奴なんて見当たらない・・・・・・・。もしかしてこの走行会ってかなりレベルが高いの? 不安要素は山積みである。
今回の走行会は、レーサークラス、ナンバー付きクラスA、ナンバー付きクラスBの3クラスで、各25分走行を2本だそうだ。 当初はA,B,Cの3クラスで、30分1本の予定だったのだが、たぶんCクラスの参加者が少なくってBに統合されたようだ。 松千代はCで申込んだのに・・・・・。 まあ、2本走れるからいいか。
周りの雰囲気に押されながらも、手早くTuonoの準備をする。 最近のサーキット三昧で準備はかなり手早く出来るようになった。 っていてもミラー外してテーピングするだけですけど・・・・・。    無事車検を済ませ、時間があるのでパドックを見回ったり、コースを見に行ったりした。 パドックではみんなタイヤウォーマーを装着したり、タイヤを交換していたりと、いままでの走行会とはちょっと雰囲気が違うようだ。 歩いていると、アプリリアMLのNARUさんに遭遇した。 彼はJSB選手権にも出場しているレーシングライダーで、今日はGSX-R1000のレーサーでレーサークラスを走るそうだ。パドックの端から見るレーシングコースは、とても綺麗で、コース幅、ランオフエリア共に広く、さすがF1開催を前提に作られているだけのことはあると思った。 早くこのコースを走ってみたいと気が逸る。 今日はFISCOには珍しく爽やかな秋晴れで、絶好のライディング日和である。富士山も朝日を浴びてとても美しい。 
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朝日昇天 準備完了 富士山です 左ヘアピン パドックを望む
NARUさんのレーサー
8時からブリーフィングがあり、ピット2階へ集まる。 ピットを覗くとさすがに国際規格、とても綺麗で広い上、コースモニター、トイレ、事務室?みたいなのも各ピットに完備していた。 さらに2階のブリーフィングを行う場所は、500人は収容出来るのではと思うくらい立派なカンファレンスルームで、コースモニター、ネット、電話接続ソケット等がデスクに付いていた。 さすがトヨタ、F1開催の意気込みを感じる。 しかし、かんとくは椅子が安っぽいと気に入らない様子であった。 確かにかんとくの0.1トンの体躯を支えるにはちょっと頼りないような・・・・・。
ミーティングが終わり、カンファレンスルームの大きな窓からメインストレートを望む。 右を見ても左を見ても端が見えない・・・・・・・・・。 さすが日本最長のメインストレートである。 この時点で松千代は、都会に初めて出てきた田舎者の青年のような状態で完全に浮かれ気味であった。
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ミーティング中 メインストレート ピットロード 広いピット
走行順は、レーサー、A、Bの順番なので、まずはレーサークラスの走行を見学する。 ピットロードの金網からメインストレートを覗くが、とにかく尋常ではない速さで吹っ飛んでいく。 ストレートエンドでは300近く出ているそうで、こんなに飛ばすのかと松千代は早くもビビリ気味である。 かんとく曰く、飛ばさないと逆に危ないらしいのでとにかく全開、全開、全開で行こうと思う。
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すっ飛んでいくレーサー  1コーナー方面 ヘアピン とても速いです。
走行1回目
さて、いよいよ松千代の番である。 かんとくの後ろに並ぶが、ピットロードに出るところで違う列にされてしまった。 まあ、かんとくの後ろにいてもマシン的(05のGSX-R1000)にも腕的にもたぶんついていけないので、良しとしよう。 ふと前の人をみるとツナギは年季が入っているが、マシンはTuonoと同じネイキッドにビキニカウルのZRX1200、タイヤも同じ014ではないか。 これは超ラッキーである。 とりあえず彼についていこうと心に誓った松千代であった。 A、Bクラスは最初の2週は先導がついて走るので飛ばさないらしい。 なんとかその2週で気持ちを落ち着かせなくては。 いよいよ走行開始である。隊列を組んでゆっくりとコースイン。 第一コーナーまでインベタで走り、第一コーナーを抜けてからスピードを上げていく。 やはり物凄くコースが広く、路面もスムースで走りやすい。 前半は高速コーナーが連続して、後半はシケインや結構回り込んだコーナー等、低速でテクニカルなレイアウトとなっている。インストラクター曰く、前半は伊豆スカで、後半は椿という表現通りである。 
先導走行ではメインストレートも160km位で押さえて走ったので恐怖感は皆無で、とても楽しく2周できた。 2週して一度ピットロードに入って、いよいよフリー走行の開始である。 ピットロードを抜け、グンとペースが上る。 前のZRXに離されないように松千代もペースを上げる。 第1コーナーはストレートからするとかなり窄まっていて狭く、Rもきついのでかなりストレートからのブレーキングが怖そうである。6速全開から2速まで落とさなければならないので、Tuonoのバックトルクが心配である。 1コーナーを抜けるところから下りになっていて目の前に雄大な景色が広がる。 3速、4速とシフトアップしながら緩い右を抜け、左80Rに突っ込んでいく。 松千代だと110km位で突っ込んでいくので結構怖い。 そして次は178Rの大きな右が続くここは120km位だろうか。 奥のほうで95Rと回りこんでいるので、結構難しいところである。 95Rを抜けると今度は左ヘアピンだ。 ここは2速まで落として一気に倒しこむ。 立ち上がりで思ったより遅いZRXをパスしながら、3速、4速、と加速していき、120R、と230Rの緩い右を150〜160kmで抜けていく。ここは度胸が試されるセクションで、600レーサーはここで6速まで入るそうなので200位出すようだ。 そして急激にブレーキングし、一気に2速までシフトダウンして右15R、左20Rのシケインに突入していく。 シケインを抜けると少しの直線の後、結構回りこんだ右45Rとなる。この辺りから登りとなり、ブラインドの回りこんだコーナーが続く。 右45Rを抜けると今度はすぐに左85Rとなり、奥で急激に回り込んだ25Rとなる。 この場所が一番難しそうで、走行中ほぼ毎週のようにコースアウトする車両を見た。 難所の25Rを抜けると登りながらの右最終コーナーである。 ここで余裕があると目の前に雄大な富士山が見えるのだが、先導走行の時以外は見れなかった。 最終コーナーも奥でかなり回り込む感じの33Rで、ここでも1台転倒しているのを見た。 最終を抜けるといよいよ名物の1.5kmメインストレートである。早速3速から、4速、5速、6速と全開に継ぐ全開である。 Tuonoの暴力的な加速に耐えながら、しかし、最初ということもあって210km位でアクセルを戻してしまった。しかも250m看板のかなり手前で・・・・・。 そうすると先ほど抜いたZRXと、何か良く判らないが、リッターSSが数台抜いていった。 十分余裕、っていうか途中加速し直した位で1コーナーへ進入し、再度ZRXを追いかける。 今度は左80RでZRXを抜き、どんどんペースを上げていく。 Tuonoの場合、アップライトなポジションのせいで、路面が遠いせいか高速コーナーはちょっと怖い。 こんなコースではやはりセパハンが良いなと思った。 そんなTuonoでもシケインからの後半はとても楽しく、コース幅も広くってとても走り易い。 最終を立ち上がり今度は容赦なく全開、全開、全開である。暴れる前輪を体重で押さえ加速して行く。メーターは200を越え、220、230、235を越えた。 6速1万回転位で、ここら辺が限界か。 風が凄く、ヘルメットが顔に押し付けられて呼吸が苦しい。 そんな松千代を凄まじい勢いでリッターSSの10RとR1が抜いていく・・・・・・・・。 凄い。速い。国産リッターSSのパワーをまざまざと見せ付けられた。 さすがにこれ以降はZRXに抜かれることは無かったが、それにしてもみんなとても速い。 コースの前半ではどんどん抜かれて、後半ではなんとかついて行けるが、メインストレートで視界から消えるという感じで10週程廻って第1回目は終了。 メーターの最高速記録を見ると237kmであった。 かんとくに聞いてみると278km出たらしく、しかも5速吹けきりでである。さすが現リッターSS最速バイクである。恐ろしや、国産リッターSS・・・・・。 280km以上で吹っ飛ばす大方のリッターSSと比べ、40km以上も遅いのである。 これでは遅いというより危険ですらある。  Tuonoの場合フロントスプロケットをノーマルに戻したとしてもMAX240km後半位だろうから、これは如何ともしがたい。 10R欲しがり病が再燃してきた松千代であった。 でもまあ、富士以外ならTuonoでもそこそこ走れるから良いか。
走行1回目
2回目は、1回目で出来なかった膝すりにでも挑戦しようかと意気込んで望んだ。加えてメインストレートでもう少しブレーキングが頑張れると思うので、250m看板と200m看板の中間辺りでのブレーキングに挑戦して、更に最高速記録を伸ばそうと思う。
2回目はかんとくの前に並んでのスタートである。 ブリーフィングでは、A,Bクラス共に1回目、2回目両方先導走行があると言っていたので、最初の2週はゆっくりと廻るのかと思いきや、ピットロードを出て1コーナーを抜けるやいなやかんとくが凄い勢いで前に出て、数台ゴボウ抜きして行った。 松千代はとりあえず1周目はゆっくりと行きたかったので、そのままのペースで1周してメインストレートから全開加速した。 今回はピットにも誰も入らなかったので、もしかしたら先導車はいなかったのかもしれない。 だとすればかんとくがいきなり飛ばし始めたのも納得である。 2周目以降は全開で走り始めたが、周りはとにかく速い。 40〜50台走っている中、自分より遅いのは数台であろう。 とにかくメインストレートと前半はゴボウ抜かれであり、後半でなんとか付いていけるような感じであった。 7〜8周目かに、メインストレートの終わりで、かんとくに再度抜かれた。 良いチャンスなのでかんとくに付いていこうと飛ばしてみる、丁度1台遅い奴が間に入っていてなかなか抜けない。右178Rでアウトから抜こうとするが、怖くって無理できない。 やっと左ヘアピンでインに入って抜けたが、かんとくは遥か遠くに。 シケインのブレーキングで大分近づいたが、後半セクションでも差は縮まらず、メインストレートで消えて行ってしまった。 
ストレートでは、リッターSSは論外として、600SSにもゆっくりと抜かれ、ニンジャ改にも抜かれ、ボクサーツインと同等か、中には若干速いのもいた。 ストレートで勝てるのは、唯一ZRX1200、とビューエル、あとモンスターの改造車位のものだった。 今回は240オーバーを狙ってブレーキングポイントを200m看板辺りまで伸ばしたが、いざ頑張ると今度はレブリミッターを効かせてしまったり、シフトミスがあったりと結局1回目に出した237kmは越えられなかった。 後半セクションで、膝すりにも挑んだが、コース幅が広すぎるのか今ひとつ倒しこみのきっかけが合わず、結局一回も摺らずに終わった。 今回はとにかく施設とコースに圧倒され右往左往するばかりで終わったような一日であった。 でも景色が良く、広いコースで思いっきり走れるのはホント気持ちいい。 しかも無料だし。ブリジストンタイヤを履いていて良かったと心から思える一日でした。
次回参加する時は、ZX-10Rかなんかで、トランポに積んで来たいと思う松千代であった。       



誰かお金下さい・・・・・1等の当たり宝くじでもイイです。 
って他力本願ですね・・・・・・・・・・。

あ〜あ、宝くじでも当たんないかな〜・・・・・・・・。
   
おしまい。