今日はやっと念願のタイヤ交換の日である。 松千代の家の近所にある、2輪専門のタイヤショップ、「テクニタップ」さんにて交換した。 ここは都内でも1、2を争う激安タイヤショップである。 今回のタイヤは、迷いに迷った挙句、ブリジストンのBT-014というスポーツラジアルタイヤにした。 今まで履いていた、ディアブロも最高で気に入っていた(特に名前)のだが、014の方が値段が5000円程安いのと、話題の最新スペックのタイヤを体感してみたかったのである。 予約を入れていた1時を少し過ぎてにテクニタップに到着。すぐにタイヤ交換作業に入る。 作業はとても丁寧かつ迅速に行われた。 時間にして30分位で完了。 料金は消費税込みで3万9千円位だった。 7月中にブリジストンのタイヤを買うともれなくバトラックスTシャツをくれるとのことで、有難く頂きました。 でも、サイズがLなので着れません。(;>_<;) 早速我が殿に装着されたニュータイヤを見る。 今回はサイズダウンせずに、リアは190を装着したのだが、見た目ディアブロに比べて若干トレッド幅が狭いようだ。 トレッドパターンは幾何学的なとても斬新なデザインでカッコ良い。 2時前に終わったので、早速タイヤの皮むきに定番の奥多摩周遊道路へ。 「タイヤ、最初は滑るから気をつけて。」と店の人に言われたので、ゆっくり峠を走ろうと思う。 たいした渋滞にも会わず、4時には周遊入り口に到着。 都内は地獄のように暑かったが、さすがにここまで来ると大分快適である。 ダム側のゲートの所でTuonoとすれ違う。 ヘルメットのステッカーからKEN2さんのようだったが、急いでたのかこちらには気づかなかったようだ。 せっかくだから自分の着れないバトラックスのTシャツでも差し上げようかと思い、Uターンして少し追いかけてみたが見失ってしまった。 残念。 気を取り直して周遊をゆっくりペースで走る。 大丈夫だとは思うが、新品タイヤは滑り易いという暗示にかかっているため、グリップを感じながらスローペースで流す。 都民の森で休憩し、折り返しは若干ペースを上げ、普段の7割程度の感じで走った。 時間の都合で1往復だけだったが、リアはすっかりと端から端まで皮が剥けた。 フロントは両端が1センチ程残っていた。これで次回からはいつもどおりのペースで大丈夫だろう。 さて、ディアブロとの比較になるが、BT−014の松千代的インプレを少々。 まず、直線を走った感じはディアブロの方が安定していたように思う。 プロファイルが尖り気味なのか少々フラフラする感じだ。 細かいギャップに対してもディアブロより拾っているように感じる。 ワインディングでは、ゆっくり走っているとあまり安定性が良くないと感じた。 倒しこみはまさにバッタンという感じ。 ディアブロが直進安定性が良く、また倒しこみもスムースで自然な感じで終始疲れないのに対して、このタイヤは疲れるタイヤだなと感じた。スローペースであまりタイヤに過重していない状態では、「フラフラ、バッタン」という感じであったが、 しかし、ペースが上がってくると、安定性が出てきて非常にいい感じになった。 たぶんこのタイヤはしっかりとタイヤに過重してタイヤを潰して走る程に安定するタイヤなのであろう。 つまり飛ばさないと面白くないし疲れるタイヤらしい。 ペースを上げれば上げるほど良くグリップして良く曲がるようになった。 ディアブロに比べ倒しこみが軽く、どこまでもバイクが寝ていくようで面白い。グリップ感も数段上で、コーナーを攻めるということに関しては一枚も二枚も上手である。 しかし、ツーリングや街乗り、高速走行等を含めトータルで考えるとディアブロの方が良いかもしれない。 あと、気になったことが、右のカーブで深くバンクしている時に一度だけ若干後輪が跳ねているように感じた。 これはタイヤが新しいからなのだろうか。 今日は久しぶりに夕方の周遊を走ったが、交通量も少なくなかなか走り易かった。 帰りの渋滞さえなければこの時間帯もありかなと思う。 そうそう、一つだけ非常に頭に来ることがあった。 周遊を折り返してダム側に戻る時、松千代はあまりペースを上げられないので後ろから来たXJRに道を譲り、XJRの後を走っていた時、Z1かZ2の古いカワサキに乗った奴が後にピッタリついた。 直線になったら譲ろうと思っていたら、左カーブの途中でいきなりアウトから被せてきて抜いていった。 いきなりだったので驚いたが普段の8割程のペースだったのでラインを変え先に行かせることが出来た。 そいつは前のXJRも同じようにアウトから強引に抜いていったが、XJRもかなり驚いてバンク中にバイクを起こしてしまった為そいつは対抗車線に若干はみ出して抜いていった。 いくら前のバイクがスローペースだからと言って公道でバンク中にアウトから抜くとは気が狂ってるとしか思えない。 もし松千代が限界近くの走りをしていて、ラインの変更ができない状態だったら確実に奴を対抗車線にはじき出していただろう。 古いバイクに乗って張り切って走るのはいいが、一歩間違えれば他人を巻き添えにした大事故につながる。 くれぐれも遅いバイクや車を抜く時は直線で、出来れば前のバイクが譲ってくれた時に限定してやってほしいものである。 |