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いよいよお楽しみ、今回のメインディッシュであるブレンボラジアルポンプマスターシリンダーの取り付けです。
今回取り付けるのはブレンボ19×18のラジアルマスターです。
19×20の方がストロークが少なく初期からガツンと効くようになるらしいですが、松千代はコーナー進入でトレールブレーキング(ブレーキを引きずりながら進入する)を多用する乗り方なのでストロークがあり、コントローラブルな19×18を選びました。
写真は取り外した純正マスターとラジアルマスターです。 |
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ラジアルマスターを仮止めしたところです。
ラジアルマスターをTuonoに取り付けるには、
@ラジアルマスター本体
Aリザーバータンク
Bリザーバータンクステー
Cリザーバーチューブ
Dミラーホルダー
Eブレーキスイッチキット
Fブレーキホース
Gバンジョー3つ、バンジョーボルト3つ、3WAYジョイント1つ
Hブレーキフルード
以上です。 |
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ブレーキホースの取り回しです。
左:純正、右グッドリッジ・ビルドアラインで組んだホース。
見て判るように適当に実測して買ったらちょっと短めになっちゃいました。 ジョイントからマスターまでは将来セパハンに換装するのを見据えて意識的に純正より短めにしたのですが
これでは結構きついかも。参考までに松千代が買ったのは、マスターから3WAYジョイントまでと右キャリパーまでが360mm(400mm)、左キャリパーまでが480mm(510mm)でした。 もし、Tuonoでアップハンで使うなら各ホースもう一サイズ長いのを買うことをお勧めします。
バンジョーはマスターが20°アングル、各キャリパーは45°アングルです。
バンジョー、バンジョーボルト、及び3WAYジョイントは少々高いですが全てステンレス製にしました。 アルミ製は耐久性が悪いのと割れたりするらしいので止めました。 |
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ブレーキラインをロワーブリッジで留めるところは純正と同じでOKでした。 ただ、そのままだと接合部分が純正より太いため付かないので写真のように多少削ってつけました。 |
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ハンドルを一杯に切るとラジアルマスターが若干アッパーカウルに干渉します。 ラジアルマスターが干渉するというより、マスターの下部に取り付けたブレーキスイッチが干渉します。 ただ、ハンドルロックは十分にかけられるので問題無いです。
スイッチといえば、松千代はモリヤマエンジニアリングのスイッチキットを使ったのですが、配線を少し加工する必要があります。
まず、純正のスイッチは2本の配線がカプラーに繋がってます。対してスイッチキットのは赤、青、黒の3本配線があります。 で、まずスイッチの配線全部にギボシを付けます。純正スイッチのカプラー部から20cm位で配線を切りこちらにもギボシを取り付けます。 それからカプラーを接続し、3本の配線をカプラーからの2本の配線に色々と繋げてみてブレーキが点灯する組み合わせを見つけます。 やってみると青の配線は使わないので根元から切断し収縮チューブで絶縁処理しました。 |
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取り付け完了です。
ミラーホルダーのせいでミラーが若干高くなってます。
ラインの長さはギリギリでした。 危なかった・・・・。 |
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右キャリパーです。 バンジョーの取り付けの取り回しが純正と逆になってます。 |
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で、こっちが左。
こっちもバンジョーが逆向きに取り付けてます。 |
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ついでに、クラッチフルードも交換しました。
あと、4年経ってボロボロになっていたマスターからのチューブもブレーキ側と同じチューブに交換しました。 |