Tuono 冬眠前のメンテナンス

松千代露天ガレージ
いよいよ本格的に寒くなってきました。 もうライディングシーズンも終わりに近いので、Tuonoが冬眠に入る前に徹底的にメンテナンスをしました。

今回のメンテナンスメニューは、


・サイドスタンドベース交換
・プラグ交換
・BMCエアフィルター清掃
・エアクリーナーボックス清掃
・スロットルワイヤー注油
・ブレーキ、クラッチレバー可動部清掃&グリスアップ
・リアサスペンションリンク部清掃&グリスアップ
・フロント、リアアクスルシャフト清掃&グリスアップ
・フロント、リアホイールベアリング点検、グリスアップ


とこんな感じでしょうか。
まずは、サイドスタンドベース交換です。
松千代のサイドスタンドはホンダスーパーブラックバードの純正サイドスタンドが付いています。 これは純正のサイドスタンドがとても倒れ易く、角度も良くないのでお勧めのモディファイなんですが、松千代はノーマルのベースプレートを使って取り付けていたのですが、ベースプレートごと変えると更に角度が良くなるらしいので、知り合いから譲ってもらったベースプレートに交換することにしました。 このベースプレートもスーパーブラックバード用で、そのままではフレームに干渉してしまうので、若干の加工をしないと付きません。 右側のフレーム取り付けボルト穴の左上の切りかきが加工部位です。
交換はベースプレートの交換だけですので簡単に終わりました。
サイドスタンドをかけた角度は、アプリリア純正と比較すると確かに若干寝るようになった感じです。 写真だとあまり、というか全然わかりませんがww
バイクの角度より、サイドスタンドの先端の位置を見るとより遠くに接地しているのがわかるかと。 これの方が安定度が増しますね。 

変更前                                 変更後
サイドスタンドを畳んだ状態は、変更前とかなり違って、スイングアームの近くまで跳ね上がるようになりました。 

      変更前                           変更後                 
次はプラグ交換です。
実はプラグは2月の車検で交換して以来になります。 プラグはNGKのイリジウムプラグになりました。 本当は普通のRプラグに交換する予定だったのですが、ナップスで型番を確認しようと2006年度版のNGKの適合表をみると、純正指定も何故かイリジウムになってました。 普通のRプラグの型番を調べようにも判らず、スクーターで買いに行ったので調べることも出来ず、仕方なくイリジウムを買いました。 次回から型番を覚えておこう。 どうせなら調子の良かったデンソーイリジウムパワーにしようと探しても品切れでした。 仕方なく前回調子のあまり良くなかったNGKとなりました。 プラグ交換は、エアークリーナーボックスを取り外したので簡単に済みました。 思えばTuono買って一番最初にプラグ交換した時はボックス外さずに滅茶苦茶苦労してやったんですよね。
 
次はBMCエアフィルターの清掃です。 これは専用のクリーニングキットを使って洗浄して、乾かしてオイルを塗ったら終了です。 純正の乾式を何度も交換することを考えれば洗えば再利用ができるBMCフィルターは経済的でお勧めです。吸気行為率もアップしますしね。 エアクリーナーボックスはオイルと埃でかなり汚れていたので、取り外して分解して徹底的に清掃しました。

これは清掃後です。
エアフィルターを乾かしている間にスロットルワイヤーの注油とブレーキ、クラッチレバー可動部のグリスアップを行います。 レバー可動部のグリスアップは過去何度もやっているので簡単に終わりました。 スロットルワイヤーは、ハンドル側からだとワイヤーを取り外すのがめんどくさそうだったのでスロットルボディー部のワイヤーを取り外し、スロットルボディー側からワイヤーインジェクターを使って注油しました。 
そしてリアサスリンク部の清掃とグリスアップです。
これは前回もやっているので割りと簡単に出来ました。 取り外すと外側はやはりかなり汚れていました。 ベアリング部はキレイでしたが、とりあえず古いグリスをクリーナーで洗い流し新しいグリスを塗りこみました。 
注意点は前回のように不用意に指を突っ込んでベアリングローラーをバラさないことです。 注意してやりましたが・・・・・・・・やはりちょっとバラけてしまいました。 今回は小規模だったのですぐに直りましたが、ホント注意が必要ですね。
これでリアサスの動きも良くなりました。
そして最後の前後アクスルシャフト、およびホイールベアリングの清掃とグリスアップなんですが・・・・・・・・・・・・・・・・
いざ、アクスルシャフトを外そうとしてみるとナットのサイズがデカイ・・・・・。 松千代の持っている一番デカイコマは27mm・・・・、全然合わないし・・・・。
結局取り外せないことが判り、今回は断念しました。 
しかし、これで終わる松千代ではありません。 次回のメンテナンスに備え、Tuonoの試運転もかねて早速近所の駆け込み寺、ワールドインポートツールに買いに行きました。
たぶん、29mmか30mmだと思うんだが、実際に合わせてみないと分からないので、店員さんが直接ナットと合わせて確認してから買えるワールドインポートツールに行きました。  実際に合わせて判明したのは、Tuonoは前後のアクスルシャフトのナットのサイズが違うということでした。 前30mm、後ろ32mmです。 前後のタイヤを外すのに2種類のデカイコマが必要なんです。 なんて不経済な・・・。仕方ないので両方買いました。 コーケン製で二つで2000円でした。
これで次回は前後ホイールの脱着が行えます。
さて、寒い中こんな感じで冬眠の支度をしたTuonoですが、今度の10日のトミン走行が本年度最後のスポーツ走行となります。