今回は、松千代が普段の足として使っている、アドレスV100のブレーキパッド交換とキャリパーのプチメンテナンスを行いました。 最近ブレーキ廻りから、シャラシャラ音がしだしたのでそろそろヤバイと感じて行ったのですが・・・・・・。 では作業に移りますか。
ちなみに、この部分は重要保安部品 ですので、自信のない方はバイク屋さんにやってもらいましょう。

まず最初はキャリパーを固定しているボルトを外します。 このボルトは大抵ネジロック剤が塗布されている為、非常に固い場合が多くネジもなめ易いので、精度の高い工具をつかいましょう。 コツは、ブレーカーバーのように大きなトルクをかけられる工具で一気にガツンと回すことです。 



外したボルトの溝には古いネジロック剤が固着しているので、ワイヤーブラシでこそぎ落として
おきましょう。


キャリパーを外したところ。 かなり汚れています。加えてブレーキパッドは全くなくなっています。
古いパッドを外すため、パッドピンとスライドするパットホルダーを外します。 外したパッドピンは
綺麗に拭いて、コンパウンドか極細の耐水ペーパーで磨いてツルツル、ピカピカにします。 
こうするとパッドの動きがスムースになります。 外したパッドホルダーも同じようにパッドのスライド部
を磨いておきます。

外した古いパッドです。 パッドは全くなくなり、ベースの部分で制動をする、いわゆる、
電車ブレーキ状態でした。
本当はこんな状態になる前に交換しなくてはいけないのです。 案の定、ディスクローターにも
スジ状の傷が沢山入っていました。 こうなるとローターも交換しないと本来の制動力はでないん
ですよね・・・・・。 あ〜あ、鬱だ。



汚いキャリパーは、バケツの水と洗剤(松千代はオートグリムのバイク用シャンプーを使ってますが、
台所用の中性洗剤でもOK)を使って、ブラシでガシガシ洗います。 特にピストン廻りは入念に。

清掃前

清掃後


清掃前と清掃後の写真です。 
ピンぼけですけど、ずいぶんと綺麗になったでしょ。
特にピストンはピカピカに光ってます。 
ピストンを磨く時はプライヤーで少し引っ張り出してやります。
また、回転させて裏側も綺麗にします。 ただしはさむ時は写真のように直接はさんでは駄目です。ピストンが傷つきます。 松千代も実際はボロ切れ挟んでやりました。

十分に水分をふき取ったら、グリスアップをします。
使うグリスは、ピストン廻りやピストンピンにはシリコン
グリスを。 パッドホルダーの扇動部はダストブーツが
あるので、松千代はモリブデングリスを使ってます。
いよいよ新しいブレーキパッドの装着です。
今回は、コストパフォーマンスに優れた、
デイトナの赤パッドを選びました。
取り付ける前にヤスリを使ってパッドの面取りをします。 こうするとブレーキの
鳴き防止、及び新品の場合の初期制動の向上が期待できます。
取り付ける時は、ピストンとパッドの当たる部分にもシリコングリスを薄く塗布すると共振防止になり、ブレーキの鳴き防止になります。 また、指で十分にピストンを押し込んでおきましょう。

キャリパーボルトに、脱落防止の為のネジロック剤を少し塗っておきます。塗りすぎは禁物です。 後々取れなくなって泣きを見ます。
最後はトルクレンチを使って規定トルクに締め付けて、ブレーキレバーを数回
握ってピストンを十分に押し出して作業終了。
作業時間は、20分位でした。
おしまい。