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このバイクは、お遊びバイクとして今年の5月にオークションで手に入れました。外装サビサビ、エンジンはかかるが全く吹けない、ミッションオイルは乳化状態、フロントフォークオイル漏れ等、ほとんどレストアベースの車両でしたが、新品同様のタイヤ前後をサビの少ないホイールに組んだ前後ホイールを別に付けてもらい、3万5千円でした。この車両をなるべくお金をかけずに6月に予定していた林道ツーリングに行ける状態に仕上げる作業を1ヶ月かけて行いました。 ↑の写真は晴れてツーリングに出立する朝に撮ったものです。
私が行った作業は、
- 全体のサビ落とし。(特にスイングアームとスポークのサビが酷かった)
- 前後ホイール・タイヤの交換
- フロントフォークのオイル交換とオイル漏れ修理
- 前後ドラムブレーキパッドの交換
- リミッターカット(CDI交換:キタコパワーレブ装着)
- エアクリーナー清掃
- プラグ交換
- キャブレター清掃 後に新品に交換
- ギアボックス清掃とギアオイル交換
- リザーバータンク交換と冷却液交換
- 全体のグリスアップ
- 登録(原付二種へ書類チューン)
とこんな感じでした。 特に苦労したのがスポークのサビ落としとキャブレター分解清掃でした。 スポークのサビ落としは、市販のサビ取り剤で地道に行えばかなり綺麗になるのですが、なにぶん飽きっぽい性格のため、地道な作業は苦手で、結局適当に済ませてしまいました。 キャブレターは、低速(6千回転以下)が全然使えないのと、アイドリングが不安定ですぐストールする為キャブをバラしてみたら、見事にスロー系が詰まっていた。ジェット清掃用のニードルを使ってスロー系を一通り通して組み上げると、一時的に調子が良くなるがすぐ吹けなくなるので、再度調べてみるとどうやら、スロージェットが潰れていて穴が非常に細くなっているようだった。しかもスローを外すにも、スローの頭がナメていてどうしても外せない。 どうしようもないので、キャブレターは新品(1万円)を買い交換。CDIはキタコのパワーレブに交換することで、リミッターがカットされ、80kmから85kmくらい出るようになった。さすが、水冷RG50γと同じエンジン。スピードが出るようになったらもちろん、原付の鎖を解き放つ為、インチキ原付2種登録。登録法はネットでもいろいろと出ているので、参考にして各自の責任において行ってください。
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